マチオモイ帖・中国展

2013年度 作品一覧

  
しげい帖

広島

しげい帖 - book村上美香

うちは農家でスイカやみかんを作っています。そんな家が重井町にはたくさんあります。でも、跡継ぎがほとんどいません。私に「帰る場所」を残してくれているこの町がずっと“まめ(=元気)”でありますように。また帰るけぇね。

JR向洋駅前付近帖

広島

JR向洋駅前付近帖 - book坪島 遊

 日本を代表する自動車メーカー「マツダ」の本社と 本社工場前にあります「JR向洋 駅」。広島駅から電車で数分と広島の中心部近くに有りながら 古い町並みと 高層マンションが混在する不思議な空間です。駅から600メートルの私の自宅付近と駅付近をカメラを持って撮影しました。最近 この辺りの街の再開発が進み 古い建物が解体され新たな街へと変化して来ています。 後1、2年後には現在とは全く違った風景に成ってしまうと思います。今日あった風景が明日には無くなってしまう時期かも知れません。この企画は私にとってもこの「まち」にとっても丁度良い機会だと思い参加させて頂きました。

福山帖

広島

福山帖 - book黒瀬純子

広島県福山市。私が生まれた町の思い出を辿りながら写真を撮り、懐かしさに浸りながらお気に入りの場所も回りました。生まれた場所・子供の頃 遊んだ川辺・夏休みに写生した風景・思い出のあるカフェギャラリー…。生まれた町の浮き沈みを感じながらも、この町への愛着を感じた作品になりました。

    
江波帖

広島

江波帖 - book竹田道哉

江波は広島市中区の町の一つです。以前勤めていた会社の仕事の関係で取材をするようになり、古い町並み、とくに港や小路の風情に惹かれて、足繁く通うようになりました。また、地元の方々の人情も厚く、そのご好意に感動することもしばしばです。この町のことを少しでも皆様に伝えることができれば幸いです。

    
いんのしま帖

広島

いんのしま帖 - bookBOOSUKA

故郷と向きあうと、色んなことが見えてくる。色んな人が、色んなかたちで故郷を想い、そこに暮らす人を想う。ぼくはこれからも、今までと変わらず故郷を想い、そこに暮らす人を想うだろう。ぼくが故郷に出来ることは、ほんの少しのことかも知れないけれど、変わらず描き続けるんだろうなぁ、やっぱり。

    
おのみち新開帖

広島

おのみち新開帖 - book上田昇辰

尾道の繁華街、新開地区で生まれ、路地を駆け巡って育った記憶。夜な夜な聞こえる酔客達の陽気な声。子どもの頃はそれが当たり前だと思っていた。今、変わりつつある尾道。その中で新開は寂れてきた。でも新開地区の中では新たな流れも出来てきているし、ずっと残りつづけていくという想いを猫の視点と重複させて描きました。

    
mikado帖

広島

mikado帖 - bookyasuhisa kuwada

mikado 帖 は生まれた町の記憶です。ひとつひとつの幼少期のエピソードをまとめたら過去から現在に繫がっているモノやコトがみえてきました。すこしなつかしく すこしさみしい それくらいがちょうどいい。町の色はそうした感情の積み重ねでできていると思えるのです。

    
クレ帖

広島

クレ帖 - bookイケコ

~呉市内から倉橋島・音戸町~ 日本一短い渡船に乗って島を渡ります。昔から変わらないでいてくれる「古き良き☆レトロな呉」を見つける旅をしました。

    
ナカシマ帖

広島

ナカシマ帖 - book藤本真喜

『選んだ町への想い』 8月6日。 悲劇の日の記憶により世界中から人々が訪れる町。 けれどあまりに有名な場所ゆえに置き忘れられた町の名前。 ここは『ナカシマ町』。 写真を撮り始めてそこはとても身近な町となった。 何かを探すように夢中でシャッターを切った。 そんな大切な町『ナカシマ町』。 そこに写る想いをみんなにも知ってもらいたいのです。

    
せら帖

広島

せら帖 - book吉宗五十鈴、中元紀子

花のまち。果物のまち。 空がきれいで、水が冷たくて、太陽が近い。 標高500mぐらいの山あいにあって、夏は涼しく、冬は寒い。 田舎だからちょっとずつ人が減っているけど、いろんな人がいる。 暮らしている人がいる。ものをつくっている人がいる。 そんなまちへのおもいを込めて、1年間、四季折々の写真を撮りました。

    
戸坂・中山帖

広島

戸坂・中山帖 - book多賀美紗登

広島県広島市東区の戸坂と中山という町で、私は育ちました。 この2つの町は隣り合い、学区がちょうど跨いでいます。 『マチオモイ』という言葉を聞いて、はじめに浮かんだのは公園で遊んだ事や、広がる風景でした。 懐かしく、不思議と切ない気持ちになりながら、『わたしのマチオモイ帖』を作りました。

    
どはし帖

広島

どはし帖 - book片山基樹

土橋町。暮らし始めて4年が経ちました。 暮らしてみてわかることはたくさん。 昔ながらのお店があって、店と人が繋がっている町。 「土橋」は「どばし」ではなく「どはし」が正式な呼び方です。 知ってましたか?

    
牛田帖

広島

牛田帖 - book広島女学院大学有志

大学に通うために牛田を通るだけだった私たちが 牛田帖を通してマチを歩き、おもしろいと思ったものを写真に撮りました。 ここにいるのは大学生活の4年間かもしれないけれど、 今後このマチが私たちにとって良い思い出の場所になればと感じています。

    
府中帖

広島

府中帖 - book風間勇人

はじめて出会った中国地方の人々。 映画みたいな言葉を話して、 日々陽気に暮らしている。 言葉もあまりわからないし、 とくに何があるわけではないけれど、 そこに行くと、僕も楽しい気分になれる。 僕の住むここからは遠くて、 あまり行く事はできないけれど、 その町のことを想像すると、 楽しい気分になれる。

    
おおつか帖

広島

おおつか帖 - book西村侑希実

広島市安佐南区大塚は私の育ったマチです。 自然に恵まれてた幼少期の大塚も今ではとても住みやすいマチになっています。 子供の頃の想い出に浸りながら写真を撮り、私なりに大塚を綴ってみました。

    
福山帖

広島

福山帖 - book寶諸陽子

幼い頃からあたりまえに食べていた毎日の食事の中に、故郷の思い出がたくさん詰まっています。大切にしていきたい思い出と、故郷の食を、歳時記にまとめました。

    
福山歳時記帖

広島

福山歳時記帖 - book寶諸陽子

生まれ育ったまち福山市。このまちの四季の風景をイラストで紹介することで、まちに暮らす方にも、訪れた方にも、福山を楽しんでもらいたいなと思い、つくりました。

    
てんまとかみてんま帖

広島

てんまとかみてんま帖 - book越智汐里

変わったところは何もない、平凡な町だと思っていました。 今回、町を歩くことによって、2年間暮らしていて、全く知らなかった町の姿を 見ることができ、「意外にいろんなところやお店があるんだな」と 気づくことができました。 日々暮らす中で、また新たな発見ができたらいいなと思います。

    
こうじん帖

広島

こうじん帖 - book吉村美也

マツダスタジアムまで歩いてすぐの荒神町。カープの試合がある日には、観戦帰りの人たちの足取りで勝敗が分かりました(本当)。いまは遠くに離れて住んでるけれど、広島に戻るたび、カープロードが出迎えてくれます。広島駅のすぐそばでありながら、昔ながらの変わらぬ風情と川の見えるのどかな景色。私の好きな荒神町です。

    
ひろまち帖

広島

ひろまち帖 - bookうだみお

今回の制作にあたり、かつて「広町」で出会った人達に声をかけてみました。 近所の人に涙目で迎えられ、同級生が資料集めに尽力してくれ、 SNSでは町の思い出話に大勢で盛り上がりました。 皆と話すうちに、鉛色で冷たいと思って逃げ出した町が、こんなにも 親密な目線で自分を見守ってくれていた事に気づいたのです。

    
もとまち帖

広島

もとまち帖 - book岩見暢浩

広島市中区基町は、私が家族のもとから独立するまでの23年間を過ごした町です。その後も家族を訪ねる度、町の風景を当たり前のように見てきましたが、2013年1月、家族が長年居住した住宅を離れることになった途端、町の風景がとても愛しく見えてきました。大切な風景をどうにか記しておきたい。そんな思いで制作しました。

    
水呑帖

広島

水呑帖 - book太田裕範

幼少の頃、祖父と過ごした町。 昔と変わらぬ町並みがあって、いつでもあの頃の思い出に帰れる場所。

    
びんご帖

広島

びんご帖 - bookカラユリ+安倍真弓

私達が生まれ育ち今も暮らす備後地方は、瀬戸内海に面した穏やかな町。 自然の美しさや人の真面目さ、温かさに包まれています。 映画の舞台や観光地も多く、端的に紹介するのは難しい…。 そこで私達にとって新鮮に感じるものや想いの深いものを記してみました。

    
マチオモイ 府中帖

広島

マチオモイ 府中帖 - bookヒラノトシユキ

生まれてから高校卒業までいた町。住んでたときには意識してなかった。 離れてみて意識しはじめた。あっ、ぼくはこの町が好きなんだと。 自分の原風景とは何か一度確認してみようと思った。 こういう所があるんだと、心に留めて頂けると嬉しいです。

    
みよし帖

広島

みよし帖 - booknishinishi

三次町。私が生まれ育った町。…の隣の町。 それは近くて遠い町。なぜなら私はこの町のことをあまり知らない。 小さい頃は徒歩で行くにはちょっと遠かった。大人になった今は時速40キロで通りすぎてしまう。 実はこの町は私の母が生まれ育った町。言ってみれば、私のルーツでもある町。 今まで気にもしてなかったこの町を、きちんと見てみよう。 今まで見えなかったものが何か見えるかもしれない。

    
かんなべ帖

広島

かんなべ帖 - bookハラダケイコ

EkimaE帖

岡山

EkimaE帖 - book宮脇成也

生まれ育った街 岡山市北区駅前町の第二弾です。マチオモイ帖となると僕にとっては家族の物語にならざるえません。日頃言えない家族への言葉を書いたつもりです。非常に私的な内容ですが、他の街に住む方々にもどこかに接点をみつけてもらえたらと思います。朝から次の朝までの時間軸と人生の時間軸をぼんやりと混ぜています。

ひるぜん帖

岡山

ひるぜん帖 - book池田奈都子

夏はどこまでも続く高原、冬は雪が積もり凍てつく銀世界。 父はこの豊な自然の中で育った。ここは私のたましいのふるさとでもあり、 ご先祖様が確かに「生」をたくましく営んできた地でもある。 ただただ感謝。池田家にしかわからない、言葉にできない、かぞく想い帖。

EkimaE帖

岡山

EkimaE帖 - book宮脇成也

ぺージ物を一冊作るのは今回が始めての経験で、チャレンジの連続でした。 対象が生まれ育った町だったので、とても客観的な視点には立てませんでした。 都会でもなく、田舎でもない町で育った自分と家族。 不十分な点は多々ありますが、一度このような形にできたのは良かったと思います。

元くらしき万歩帖

岡山

元くらしき万歩帖 - bookヤマシタアケミ

仕事の関係でこの町に移り住んで早4年、休日は万歩計だけもって勝手に近所を パトロールしています。町づくりに関わる人たちから元倉敷と呼ばれるこの地域は、 戦災に遭わなかった分狭い路地が多く今でも迷子になりかけます。 けれど、小山や路地ではこの町の意外な素顔に出会うこともあり、 やはり見回りはやめられません。

くらしき美観地区帖

岡山

くらしき美観地区帖 - book池田奈都子

倉敷美観地区は、観光地だ。しかし私や母にとっては青春の庭だった。 贅沢な庭だった。それに気づいた今、母を育んでくれたことに感謝、 そして私を育んでくれたことに感謝。出逢ってくれた父と母に感謝。 感謝と思い出が詰まった白壁の温い街。

長船帖

岡山

長船帖 - book黒田武志

今回僕は、自分が生まれて十八歳まで生活した町の事を何も知らない事に改めて気づかされ愕然としました。伝えたいモノが思い浮かばない。そこで僕は僕の「おさふね帖」をこの白い地図の上に一からつくっていく事にしました。それが僕のもう一つの物語の始まりです。

川面帖

岡山

川面帖 - book藤本直也

私が生まれ育った故郷です。今では若者も少なく寂しい町です。 帰郷の度に町が少しずつ年老いていくように思え、 今見ているこの景色も何年後かにはまた違ったものになるのかと思うと 言いようのない寂しさがこみ上げてきます。

窪木帖

岡山

窪木帖 - book湯川敢介

岡山県総社市窪木。 大学の4年間、自分を育ててくれた場所です。 この場所にはこの場所の時間がながれていて、 住まなければ出会えなかった景色や空気、ぬくもりがある。 現在、開発によって姿を少しずつ変える窪木ですが、 まちの魅力に少しでもふれていただければ幸いです。

窪木帖

岡山

こうじま帖 - bookpine&peach_lab

むかし、流刑地 ひとむかしまえ、別荘地 いまは? 親戚が、突然購入した住まいは、 日生諸島の小さな島にあった。 鴻島。 みかんが最高においしい。 小さな魚が釣れる。 島のてっぺんに黒豚が住んでいる。 別荘が乱立している… いいとこも、よくないとこも、 そんなにすごくはないけれど、 それはそれでいいような気がする。 毎日、一緒にいる人が笑顔なら。 鴻島の日々は、わたしたちを まあるい気持ちにしてくれる。 坂を転がる、みかんのように。

西川帖

岡山

西川帖 - bookタブララサ編集部

岡山駅から歩いて5分、岡山のまちなかにある西川緑道公園。西川用水が流れ、緑豊かで魅力的だけど、人も少ないし、川は汚いし、このままではもったいないよね。そんな想いを持った人たちが、自分たちのできることを続けていったことで素敵に変わっていった西川。その10年間を綴ることが、私たちの次の西川の想い方。

Ushimado帖

岡山

Ushimado帖 - book高原卓也

15で…この海の向こう…高松へ 18で…この海の向こう…大阪へ でも… この町で生まれ… そして… 幼少期を過ごした瀬戸内・牛窓が… 私の故郷…

美星帖

岡山

美星帖 - book妹尾譲

美星町は私の生まれ故郷です。 岡山県の西南に位置するこの町は、名前の通り夜になると美しい星空を 見ることができます。 今回は、この町に伝わる流れ星の伝説をアレンジして絵本にしました。

川面帖

岡山

川面帖 - book藤本直也

私が生まれ育った故郷です。今では若者も少なく寂しい町です。 帰郷の度に町が少しずつ年老いていくように思え、 今見ているこの景色も何年後かにはまた違ったものになるのかと思うと 言いようのない寂しさがこみ上げてきます。

地福帖

山口

地福帖 - book河村真由美

離れて月日がすぎるほどに、だんだん愛しくなってきます。いま住んでいるところにはないものばかりがそこにあって、いつも淋しくなってしまいます。ささやかでも、自分にもできるかたちでふるさとを愛でたいです。

あやらぎ帖

山口

あやらぎ帖 - book鵜木政幸

山口県下関市綾羅木。 この町に移り住んで32年。 自宅近くには海があり、山もある。 駅も近いし暮らしやすい。そして、 中山神社への思いが、この歳になって 募ってきたのです。

岩国帖

山口

岩国帖 - bookやのひろこ

岩国・・・ 父の転勤に伴い学生時代に7回の転校をした私は、「故郷」と感じる場所が なく、強い憧れがあります。 これから子供の故郷になる岩国というマチの面白さを子供と一緒に 知り、楽しんでいきたいという思いで選びました。

周防大島帖

山口

周防大島帖 - book井口美彩貴

周防大島は、幼い頃から大きな休みのたびに家族で行くところでした。 それは、母の実家であるからなのですが、ここ数年は行くことができていませんでした。 しかし、今年のお正月に久しぶりに行って、そこで感じた懐かしい気持ちであったり、 改めて島の魅力に気付いたり、そんなことをわたしなりにまとめてみました。

周防大島帖 浮島

山口

周防大島帖 浮島 - book新村則人

瀬戸内海に浮かぶ、周囲8km人口234人の小さな小さな島です。 病院も駐在所もなく、海と山と魚しかない所ですが、 私の感性を育ててくれた大きな大きな島です。

湯田温泉帖

山口

湯田温泉帖 - book日比野尚子

なんにもないちいさな街ですが しずかで、あたたかくて、のんびり。 そして、なにを食べてもおいしいのです。 そんな湯田温泉をたくさんの人に紹介したくて 湯田温泉のいいところを集めました。

安来帖

島根

安来帖 - book兼田園子

私の故郷「安来」yasugi。どじょう掬いで有名な所です。今も私が子供頃と、風景がほとんど変わらない町です。でも“変わらない”という事は、昨今の日本の中では結構まれなことです。神話とお茶と昔ながらの風習が、息づく所です。『古き良き日本』が今もそのまま生きた町と、私の『家族』に贈る本です。

ふらた帖

島根

ふらた帖 - book小村ひと美

私の生まれ育った平田町は島根県の平田市にあった。 現在この平田市は市町村合併により出雲市に吸収されてしまった。 この影響は小中学校の統合などにも及び、かつての平田の活気が薄れつつある。 だからこそ、今、私の原点「ふらた」の素晴らしさを力強く伝えていきたい。

くて帖

島根

くて帖 - movie松井律子

生まれ育ち、現在も住んでいる私の故郷・久手町。海に沈む夕日、 夕焼け空、港の漁船、夕市の賑わい、港祭の花火、神楽、田んぼから 聴こえるカエルの大合唱...。仕事や学校を終えて、 町に帰ってきた私たちをほっと癒してくれます。

宍道町帖

島根

宍道町帖 - book甲斐俊也

嫁さんの実家が島根県松江市宍道町です。盆・正月、及び何かと連休につれ家族で帰省します。 私にとっての「宍道町」は実家である「宍道の家」。 いつも笑顔で迎えてくれるこの家と家族の繋がりの中で繰り広げられる「宍道」らしさをマチオモイ帖にのせて・・

雲南市木次帖

島根

雲南市木次帖 - book古谷誠章研究室雲南プロジェクト

雲南プロジェクトは早稲田大学古谷研究室が島根県雲南市で展開する、 中山間地域における一連の設計・まちづくり活動です。 現在は小中高生の若い力がまちづくりに実践的に取り組む仕組みを作っています。 今年度は木次町の小学生とまちを歩きながら特徴のある建物を探す “まちあるきけんちく体操WS”を行いました。

伊木帖

鳥取

伊木帖 - book鈴木暁久

町の名前を知らなかったあの頃場所と僕を知っている人だけが頼りだった。家から外に出るだけで冒険だったあの頃のふるさと。いま大切な場所と人を振り返ると同時に形にして届けたいと思いました。マチオモイの春 4月で5周忌を迎える祖父 そんな想いが過去から現在へと僕を導いて少し早い桜前線が心を暖かくしてくれました。

とうはく帖

鳥取

とうはく帖 - book余有奈

鳥取県のちょうど中央に位置する町、東伯町は2004年9月私が20歳の誕生日を迎えた頃に 隣町と合併し琴浦町になりました。 東伯町で過ごした十五年間、泣いて笑って走り回った大好きな町です。

さじ帖

鳥取

さじ帖 - bookTANICHO

自分のふるさとを離れて10年が経ちました。 その間、自分の中でのふるさとの存在や感情は日々変化しますが、 常に自分に寄り添ってくれています。 いつか、ふるさとで過ごした時間を、外で過ごした時間が追い越す時がきても、 やっぱり隣にいて変わらない存在なのだと思います。